熊本の復興支援をしていた学生が震災から1年と-1日目に想うこと
4月 14日21時26分 熊本地震発生
364日前のこの日しどーの人生は大きく変わりました。
なんとかしないと
何かしなきゃ
何かしたい
そんな想いで動き初めた1年と1日前
「熊本に支援物資を送りたいので、助けて下さい!!」
SNSに流した情報を元に、いつもお世話になってる人、めちゃくちゃ久しぶりの人、初めましての人。
ホンマにたくさんの人に支援物資を託して頂きました。
本当に今更ですが、あの時は本当に有難うございました。
1番遠いところはイギリスから物資が届きました
緊急支援から始まった僕達の活動は熊本の阿蘇、そして益城へと繋がって行きました。
震災後間もない益城の光景がまだ僕の目の奥に焼き付いています
それは5年前に行った東北の景色とリンクしてより色濃い記憶として、頭の中でフラッシュバックし続けました。
あの日から始まった364日を通してしどーが想っている事があります。
それは
明日の保障はどこにもない
という事です
1年前の今日、4月13日
誰1人として明日地震が起こるなんて想像もしていませんでした
今まで通り、平和な日常が続いて、
明日には友達との約束があって、美容院の予約があって
明日も学校があって、仕事があって
でも、あの日、原爆が落とされた日の前日も、地下鉄でサリンが巻かれた日の前日も、東北に津波が来た日の前日も、熊本で地震が起こった日の前日も
みんな明日も今日と同じ日が続くと思ってたんじゃないかなぁ
今日は熊本地震から1年と-1日
もしかしたら明日戦争が始まるかもしれない
もしかしたら明日交通事故に会うかもしれない
もしかしたら今日が人生最後の日かもしれない
もし明日何があっても良いように、後悔しないように
せめて今日1日くらいは
今日のこの時間を必死に生きて、生きて、生きて行こうと思います。
熊本地震で亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
「明日世界が終わるとしても、私はリンゴの木を植える」ーマルティン・ルター