しどーの見た世界

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東大生だらけの学生スタートアップで1年間インターンして気づいた3つのこと

『東大生だらけの学生スタートアップで1年間インターンして気づいた3つのこと 』

 

2017年3月25日に大学を辞めようかと思い、通信制の大学の資料請求ボタンを押したその瞬間にFacebookメッセンジャーに通知が来ました

そのメッセージがきっかけで僕のホームレスインターン生活が始まりました。

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現在僕は渋谷のシェアオフィスで寝泊まりしながら働いています。正確には今日まで働いていました。

ホームレスしどーが働かせてもらっていた会社の会社名はWizleapまだ起業して一年のいわゆるスタートアップベンチャーってやつです。

そこで働いてたのは

社長(東大生)、副社長(東大生)、インターン生1(東大生)、インターン生2(東大生)、インターン生3(早稲田生)、バイト(一橋大生)、しどー(低学歴)

とこんな感じです。

4月1日にかばん1つだけ持ってヒッチハイクでオフィスに到着したときは自分含めて3人しかいなかった会社も気づけば人数が増えて来て、気づけばこの会社に別れを告げる日を迎えました。

 

4月1日から今日まで約1年間、この東大生だらけのスタートアップで働かせてもらって学んだことをココに書き残しておこうと思い半年ぶりくらいにブログを書くことにしました。

 

東大生だらけのスタートアップで働いて気づいたこと1
彼らは問題を気力じゃなくシステムで解決する」 

うーーん、上手くいかんなぁってなった時これまでのしどーは、じゃあ働く時間を増やそう!とか、マジ気合い入れてやろうマジで!

みたいに気力や労力で問題を解決しようとしてました。 

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まぁそれも時には有効なこともありますが、彼らはまず問題が起きた時にどういうシステム(仕組み)を作ればその問題が解決するかを考えます。

 

なんでなんやろーって考えたとき彼らがよく口にしていた「属人的にならないように

って言葉が浮かびました

 

問題を気合いで解決している限り誰かが無理をして頑張って解決しなければなりません。

場合によっては、解決する1人に負担が寄ってしまったり、その人がいなくなった時に誰も問題を解決できないことが起こり得ます。

 

それに対して属人的にならないように、つまり気合いや気力じゃなくシステム(仕組み)で問題を解決すれば意識しなくても問題が解決されるようになります。

誰か1人が無理をしないでも、自然とその問題が解決するようになるし、誰かが休んだら止まってしまうということもありません。

 

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システムで解決するというので一番分かりやすかった例は

毎日寝坊してくる人に対して「寝坊しないようにどうする?」と聞いた時にその人が

「明日から早く寝て頑張って起きます!」

と答えた人は次の日とその次の日はちょっと良くなっても、絶対に続かなくなる

 

その人が考えるべきシステム(仕組み)は例えば

目覚し時計を止めて二度寝してしまうことが原因なら

目覚し時計を起き上がって止めないといけない位置に置くだとか

 

そもそも目覚し時計が聞こえないというのが原因なら

目覚し時計を10個買い足す

だったりする。

 

人の気力は確かに大事だが、信じられるのはシステムということなのでしょう

 

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東大生だらけのスタートアップで働いて気づいたこと2
「 彼らは時間を大事にする」
 

 働いていて一番衝撃的だった考え方は「ミーティングを長時間するべきじゃない」という考え方でした。

その理由は、例えば一回のミーティングで5人が出席したとしたら、その時そのミーティングでは5人の時間を使うことになります。

時給を1000円で考えると、一時間で5000円を使うことになります。

そんなミーティングを3時間も4時間も毎回していれば、それだけでかなりの費用を使うことになる。

そうならない為の考えとしてミーティングは必要最小人数で最短で終わらせるということでした。

他への共有は常に文章で行うのがベストということでした。

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 思い返せばこれまで学生団体やイベント企画をしていたとき、やたらミーティングに全員出席して、長い時間かけて話し合うことが大事!なんて思っていたけど、ミーティングの時間はやった感があるだけで何も進んでいないし、ただただやった感に満足していたことに今更ながら気づきました。

 

「世の中にある全てのものは誰かの時間でできている」

 

という言葉を聞いたことがあります。彼らはその自分が持つ有限な時間の価値を最大限上げる方法を考えているように思えました。

 

 東大生だらけのスタートアップで働いて気づいたこと3
「地味なことを地道に続けられる人は強い」

 

東大生のスタートアップITベンチャーって聞くと、キラキラ過ぎて眩しい、目が潰れる、助けてってイメージを持っていませんか?

僕のイメージでは

こんなんが

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 こんなんして

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こんな感じかと思ってました

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でも、実際に働いてみて分かったのは、ここでの仕事は本当に地味なことの積み重ねでした。

基本的にやることは、地道なコンテンツの作成と地味な解析、改善の積み重ね。

それを毎日毎日毎日ひたすら繰り返す。

作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善、作成、解析、改善

僕が想像していたような、何か良くわからないけどキラキラしたものは存在せず

そこには毎日毎日ただ地道に地味なことを続けてる人達がいました。

 

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正直僕は、良いなあの人達は才能があるから上手く行くんだとか、凄い人達が後ろについてるから成功するんだろうなぁって思ってました。

 

でも、自分がこれまで羨ましく思ってたキラキラした部分は、映画やドラマ、トークライブなんかでは見えない彼らの地味で地道な努力の塊だということに気づきました。

 

一緒に働いてて本当に彼らがカッコいいと思ったのは、この地味なことを地道に続ける彼らの姿でした。

 

 まとめ

4月に来たときは、家も、まともなパソコンも、お金も何もなかったタイパンにポニーテイルの男を雇ってくれて人生を変えてくれた社長、副社長の二人に本当に、本当に感謝しています。

途中貯金残高が100円代になったり、2ヶ月くらい住所不定無職になったけど、今となってはどれも貴重な体験でした。

優秀という言葉とは程遠いしどーでしたが、最後の日まで働かせてくれて本当に有難うございました。

いつか、この恩が返せるような人間になります!

 

 

最後にしどーをこの会社に誘ってくれた先輩のしどーに響いた名言を紹介します

 

「月何億円の利益を出してたり、革新的なサービスを作ってたりするような人よりも、丁寧で人に優しい人の方が凄いと僕は思う」

 

素敵な会社でインターンさせてもらって本当に有難うございました!!

 

しどーの見た世界,東京編完

 

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